日本サムスン株式会社は、LEDバックライト搭載の液晶ディスプレイ4モデル、PVAパネル採用液晶ディスプレイ1モデルを6月中旬に発売する。価格はオープンプライス。
いずれもLEDバックライトを採用することで低消費電力を実現した液晶ディスプレイ。見る位置に応じて最適な画面表示を3段階で行なうアングル設定機能「MagicAngle」、映像ソースに応じた5つの輝度/コントラスト比/ガンマ値のプリセット「MagicBright」、デュアルディスプレイ利用時にサブディスプレイの電源を切ると表示内容をメインディスプレイに集約する「MagicReturn」機能、消費電力を3段階に調節可能な「MagicEco」機能を備える。
●PX2370「PX2370」は新製品の中で最上位に位置する23型モデル。店頭予想価格は39,800円前後の見込み。
透明感のある「クリスタルネックスタンド」を採用し、ディスプレイが宙に浮いているようなデザインが特徴なモデル。本体最薄部は16.5mmを実現。また、sRGB比100%のパネル、周囲の明るさに応じて輝度を調節する「MagicLux」機能を搭載する。環境配慮型PCの評価/登録制度である「EPEAT」の最高ランク「GOLD」に認定された。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色が約1,677万色、応答速度が2ms(中間色)、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大500万:1)、視野角が上下160度/左右170度。
インターフェイスは、DVI-I、HDMIの2系統。本体サイズは557.5×233×433.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.1kg。
●BX2250、BX2350、BX2450BX2250、BX2350、BX2450(外観はほぼ同じ) |
「BX2250」、「BX2350」、「BX2450」はそれぞれ21.5型ワイド、23型ワイド、24型ワイドの液晶ディスプレイ。店頭予想価格は順に29,800円前後、33,800円前後、36,800円前後。解像度はすべてフルHD。
スタンドとパネルは通常タイプになるほか、MagicLux機能も省いている。主な仕様はPX2370とほぼ同じ。インターフェイスはミニD-Sub15ピン、HDMI×2の3系統。本体サイズおよび重量は、BX2250が520.7×199×404.1mm(同)/3.4kg、BX2350が555.3×208.7×423.5mm(同)/3.7kg、BX2450が577.3×208.7×435.4mm(同)/4kg。
●F2370H
F2370H |
「F2370H」は、PVAパネルを搭載した23型ワイド液晶ディスプレイ。店頭予想価格は3万円前後の見込み。
sRGB比100%のPVAパネルを採用するほか、ダイナミックコントラスト比を150万:1まで高めた。主な仕様は、解像度がフルHD、最大表示色が約1,677万色、応答速度が8ms(中間色)、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはDVI-IとHDMIの2系統。本体サイズは571×190×432mm(同)、重量は4.8kg。
(2010年 5月 21日)
[Reported by 劉 尭]