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WD製HDD、2026年供給分は既に「完売」。AI特需受け

 Western Digitalは、2026会計年度第2四半期の決算発表において、同社製HDDの2026年供給分が、既に完売状態にあると明らかにした。

 同社CEOのティアン・ユー・タン氏は決算会見の中で、「2026年分はほぼ売り切れの状態だ」と発言。上位7社の顧客との間で、2026年を通じた確定発注を既に締結しているとした。その内の2社とは2027年まで、1社とは2028年までの長期契約(LTA)が結ばれている。タン氏によれば、生成AIモデルの利用拡大に伴う生成データ量の爆発的増加が、大容量HDDの需要を高めているという。

 同社は第2四半期において、最大32TBの容量を持つ最新のePMR(エネルギーアシスト垂直磁気記録)ドライブなどを350万台以上出荷し、総出荷容量は前年同期比22%増の215EBに達した。また、次世代の大容量化技術であるHAMR(熱アシスト磁気記録)についても計画を前倒しし、既に顧客による認定プロセスを開始しているという。