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でっかいVAIO type P？横長液晶が強烈なRyzen搭載モバイルノート
2025年12月24日 10:24
クラウドファンディングサイトのKickstarterにおいて、横長の13型タッチ対応液晶を搭載したノートPC「Keebmon」が出資を募っている。製品入手に必要な投資額は3,104香港ドル(約6万2,300円、メモリ/SSD別)からとなっている。出荷は2026年4月を予定している。
Keebmonは、かつてのUMPC「VAIO type P」を彷彿とさせる、横に長いキーボードに合わせて横長の液晶を採用した珍しいモバイルノート。ただ、ポインティングデバイスは画面のタッチのみ、キーボードはキースイッチごと交換可能なメカニカルタイプ、CPUがRyzen AI 9 HX 370になっているなど、VAIO Type Pのような携帯性より、メインPCの代わりを目指した設計思想となっている。
13型の液晶ディスプレイは1,920×720ドット表示対応のIPSパネルで、10点タッチをサポートするほか、ペンによる入力もサポート。キーボードは84キーで、Kailh Low Profile Choc V2スイッチを採用し、茶軸/赤軸/青軸などホットスワップで好みのものに交換可能。キーマップもプログラマブルとなっている。
最低出資額はあくまでもベースキットであり、メモリやSSDは別途用意する必要がある。メモリはオンボードタイプで、16GB単位で約1万4,440円増額する(たとえば32GBの場合は約2万8,880円、64GBの場合は+約5万7,760円)。SSDはCrucial P310で、1TBは約1万5,021円、2TBは約2万6,954円となる。メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBを搭載可能
インターフェイスとしては、USB4を2基備えるほか、OCuLinkにも対応し、外部GPUによるグラフィックス性能強化が行なえる。また、UHS-II対応SDカードスロットも備える。70Whのバッテリを内蔵し、100W給電対応のUSB PDアダプタが付属する。
ちょっと気になるのは、現時点では本体サイズや重量が公開されていない点。ただ、動画やスペックから推測するに、小型軽量はあまり期待できないだろう。
