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Kingston、「コンシューマから撤退しない」「ユーザーは今すぐ買うべき」
2025年12月17日 14:37
海外メディアPCWorldのYouTubeチャンネル「The Full Nerd Network」が12月16日にインタビュー動画を公開。その中で、KingstonでDatacenter SSD Business Managerを務めるCameron Crandall氏が登場し、昨今のメモリ/SSDの価格高騰に関して、「コンシューマ向け市場から撤退する計画は一切ない」「メモリやSSDの購入を考えているなら、今すぐにでも購入すべきだ」などと語った。
動画では、競合のMicronがコンシューマ向けブランドのCrucialを終了することに関連し、Kingstonの今後の動向について言及。Crandall氏は、同社は流通チャネルにフォーカスしており、「コンシューマ向け市場から撤退する計画は一切ない」と明言した。
DRAMおよびSSDの動向については、AI需要に応えるため、ここ半年ほどでティア1のデータセンターが膨大な量のDRAMとストレージの調達に動いており、世界的な品不足が発生し価格が急騰。Kingstonの場合は、NAND価格が2025年第1四半期と比べて246%も上昇したと明かし、価格上昇前に抑えた在庫はあるものの、市場への影響は避けられないと説明した。Crandall氏は「Kingstonに29年間在籍しているが、こんな状況は初めてだ」と語っている。
今後の見通しについては、少なくとも2026年は供給がひっ迫し、価格の上昇も続くと見込む。パーツ単体だけでなく、PC本体についても、価格の上昇やスペックの見直しが起こるだろうと指摘した。また、バブルに近い状態とも捉えられることから各社の動きも慎重で、生産の増強や新たな製造工場の立ち上げといった話は現時点では聞いていないという。
ユーザーに対しては、「メモリやSSDの購入を考えているなら、今すぐにでも購入すべきだ」とアドバイス。市場が正常な状態に戻ることを願っているとした上で、悲観的にはなりたくないが、当分の間は価格が下がることはないだろうと語った。












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