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Amazonの衛星通信サービス、正式名称は「Amazon Leo」に

Amazon Leo

 Amazonは11月14日、同社が展開している衛星通信サービス「Project Kuiper」の正式名称を「Amazon Leo」にすると発表した。

 Project Kuiperは、地球低軌道上に構築した人工衛星コンステレーションによるインターネットサービス。2018年にプロジェクトがスタートした後、実証実験などを経て、2025年前半には本格的な衛星群の配備に成功した。

 同社では今回、恒久的なブランド名を採用する準備が整ったとして、Project KuiperをAmazon Leoへと改称すると発表。「Leo」の名称は、Low Earth Orbit(地球低軌道)に由来する。現時点で150基以上の衛星が軌道上にあるほか、最大通信速度1Gbpsを実現する商用アンテナなど顧客用端末も複数開発しており、すでに一部顧客およびパートナーによるサービス導入が決まっているという。

 現在、初期の衛星コンステレーションの構築を継続して実施中。ネットワークのカバーエリアや容量が拡大した後、サービスの提供を開始する予定。