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MINISFORUM、「MS-S1 MAX」投入とともに日本市場の本格参入を宣言
2025年10月22日 19:22
MINISFORUMは10月22日、千葉・幕張メッセで開催中の大型展示会Japan IT Week 秋 2025に出展し、新製品発表会を開催。この中では、Core Ultra 9 285HX搭載でメモリを最大256GBまで拡張できる「MS-02 Ultra」が新製品として注目されたが、新発売となったRyzen AI Max+ 395を搭載した「MS-S1 MAX」について解説があった。
紹介に先立ち、日本法人を本格的に立ち上げるとの発表があり、MICRO COMPUTER(MINISFORUMはブランド名であり、MICRO COMPUTERが企業名)社長(旧:営業副部長)に新たに就任した谷尾祐希氏が挨拶。今後はより一層日本に適したサービスの提供に努めていき、安心して長く使えるよう、アフターサービスも拡充させていくと語った。
ちなみに、谷尾氏自身も20年間PC業界に携わってきたといい、今後はすべてのユーザーが満足していくよう努めていきたいとした。
続いてシニアプロダクトディレクターの靳(きん)輝(Michael Jin)氏が登壇し、MINISFORUMの企業概要や販売協力パートナーであるリンクスインターナショナルを紹介した。今はリンクスインターナショナルが販売に尽力していることもあり、家電量販店など、実店舗でもMINISFORUM製品を見かけることが多くなってきたという。
直近に発売開始となったMS-S1 MAXだが、Zen 5アーキテクチャの16コア/32スレッドのCPUコア、RDNA 3.5アーキテクチャで最大96GBまでメモリを割り当てられるGPUコア、そして最高50TOPSのNPUを内包しており、現在同じミニPCというカテゴリの中では最高性能であると謳う。
特に最大96GBでかつ最大帯域幅256GB/sのVRAMはLLMに効くとしており、ローカルでパラメータ数128B以上のLLMを動作させることが可能で、GeForce RTX 4090よりも2.2倍高速であることがアピールされた。
加えて、80Gbps転送のUSB4 2.0を使い本機を2台連結すれば、パラメータ数253Bに達するLLMも10.87tok/sで動作させられるとしている。このUSB4 2.0のP2Pネットワークを生かし、本機を4台2Uラックに集約させられることも特徴として挙げた。
高性能を発揮させるために、銅製ベース、6つのヒートパイプ、デュアルファン、PCM材料による熱伝導といった最高水準の冷却機構を採用。これにより160WのFast PPT、および130WのTDPでプロセッサを駆動させられるとしている。
このほか、320W電源の内蔵、用途に応じて選べる4つの動作モード、アイドル時32dB/最大48dBの静音性、ネジ2本外せばスライドアウトで内部にアクセスできる機構といった特徴を挙げた。


































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