理研とNVIDIA、AIやスパコン、次世代半導体開発での連携に合意

　理化学研究所とNVIDIAは10月14日、研究開発における連携・協力に関する覚書を締結したと発表した。

　今回の合意には、研究者などの交流、講演会や共同セミナー、シンポジウムの開催を含む科学技術情報の交換、共同研究プロジェクトの計画などが盛り込まれている。

　理化学研究所は、2023年度に開始した所内横断プロジェクト「Transformative Research Innovation Platform of RIKEN platforms(TRIP)」の一環として、スーパーコンピュータや量子コンピュータ、AIなどを活用し、研究サイクルの加速と次世代半導体に求められる要素技術の開発を進めている。

　AIコンピューティング分野で最先端の技術を持つNVIDIAと理化学研究所が、それぞれの強みを生かした連携研究を通じて、科学技術の発展および国際社会の利益に貢献することを目指すとしている。