バンダイ、生成AIを使ったフィギュア画像に注意喚起。著作権侵害の恐れも

　バンダイおよびBANDAI SPIRITSは9月16日、コーポレートシンボルやブランドロゴなどが入った生成AI画像が確認されているとして注意喚起した。

　これによると、AIを用いて生成されたフィギュアなどの画像で、コーポレートシンボルやブランドロゴが記載されたものがSNSに投稿されているという。これを受け、こういった生成画像は両社の商品ではないとして注意喚起するとともに、正しい商品情報は公式サイトを確認するよう呼びかけている。

　あわせて、これらの生成AI画像は著作権侵害などの違法性が疑われる場合もあるため、SNSへの投稿に際しては十分注意してほしいとした。また、生成画像が両社の商品だと誤解させるような投稿は控えるよう呼びかけている。

　本件に関しては、写真やイラストから3Dフィギュア風のリアルな画像を簡単にAI生成できるとして、ユーザーの間で生成画像をSNSに投稿して楽しむケースが増えていた。その一方で、権利侵害の恐れがあるとの指摘も挙がっていた。