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新歌声合成エンジンで表現力を高めた「鏡音リン・レンNT」

鏡音リン・レンNT

 クリプトン・フューチャー・メディアは、歌声合成ソフトウェア「鏡音リン・レンNT」を10月15日に発売する。すでに予約受付を開始しており、価格は1万9,800円。

 鏡音リン・レンNTは、独自開発の新たな歌声合成エンジンを採用したソフトウェア。簡単な操作で歌わせ方を変えられる「Automatic Control」を搭載するなど多様な編集機能を備え、クリエイターの思い描く歌声を簡単に表現できるという。

 ボイスライブラリは計4種で、ハリのある元気な声の「RIN Original+」「LEN Original+」、アンニュイで吐息交じりな声の「RIN Whisper+」「LEN Whisper+」を搭載。ともに新開発のリシンセシス技術により、発音の乱れや破綻がないよう調整されているほか、声の強弱や柔らかさを決めるパラメータも設定できる。

 加えて、表情の異なる2つの音声ライブラリを混ぜ合わせる「Vocal Morphing」、声の震え成分をコントロールする「Voice Drive」、声のハリ具合や強弱をコントロールする「Voice Voltage」、元の声の個性を保ちつつ声質を変化させる「Super Formant Shifter」といったエフェクタも備える。

Automatic Control
『鏡音リン・レン NT』歌声デモンストレーション