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サードウェーブ、96コアCPUとGPU 4基を搭載できるワークステーション

THIRDWAVE Workstation N8632

 サードウェーブは、Ryzen Threadripper PRO 9000WXシリーズを搭載したワークステーション「THIRDWAVE Workstation N8632」の受注を開始した。

 THIRDWAVE Workstation N8632は、最大96コア/192スレッドのRyzen Threadripper PRO 9000WXシリーズを搭載したワークステーション。GPUも最大4基まで内蔵でき、科学技術の演算やAIトレーニング、リアルタイムデータ解析などの大規模ワークロードも効率的に処理できるとする。

 また、1,200Wと1,300WのCybenetics Platinum認証電源を搭載し、大電力を必要としながらも100Vの商用環境での動作を実現。オフィスなどへの設置も可能で、機密性の高い作業にも活用できるという。

 標準構成時の主な仕様は、CPUがRyzen Threadripper PRO 9965WX(24コア)、メモリが64GB DDR5 RDIMM、ストレージが1TB PCIe 4.0 SSD、GPUがNVIDIA RTX 6000 Ada、電源が1,200Wと1,300Wの2基(ともにCybenetics Platinum認証品)、OSがWindows 11 Proなど。

 最大構成時の場合、CPUがRyzen Threadripper PRO 9995WX(96コア)、メモリが512GB DDR5 RDIMM、ストレージが16TB PCIe 4.0 SSD、GPUがNVIDIA RTX 6000 Ada 4基、電源が1,200Wと1,300Wの2基(ともにCybenetics Platinum認証品)、OSがWindows 11 Pro for Workstationsなど。

 インターフェイスは共通で、USB4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 4基、USB 3.2 Gen 1 4基、10Gigabit Ethernet 2基、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

 本体サイズは220×605×440mm、重量は約21〜24.5kg。