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実機そっくりなエミュレータ「X68000 Z2」に専用モニター登場。クラファン開始に合わせてX68000 Z2の二次募集も

X68000 Z2および専用モニター

 瑞起は、レトロPC「X68000 Z2」専用8型モニターのクラウドファンディングプロジェクトをKibidangoにて7月11日19時より開始する。価格は3万5,000円から。目標金額は3,300万円、期間は7月30日まで。

 X68000 Z2は、1991年にシャープから発売された「X68000 SUPER」および「X68000 XVI」の再現を目指した製品で、Arm系プロセッサおよびエミュレータを搭載する。今回発表されたモニターはX68000の専用品として設計されたもの。8型液晶ディスプレイに湾曲アクリルパネルを組み合わせ、またアスペクト比を4:3とすることで、かつてのブラウン管モニターのような意匠を採用。X68000 Z2と並べて設置した際、当時のノスタルジックな雰囲気を再現するデザインとなっている。独自の回転機構により、画面の角度調整も可能だ。

 接続はHDMIで行ない、X68000 Z2だけでなく、他のレトロゲーム機にも使用できる汎用性を備える。リフレッシュレートは60Hz。ステレオスピーカーとステレオミニジャックを内蔵しており、音声出力にも対応している。

 本体サイズは222×200×257mm、重量は約1,500g。解像度はXGA(1,024×768ドット)、電源はUSB Type-Cで供給される。

 さらに、X68000 Z SUPER/Z XVIの2ndロット支援受付も同時に開始。こちらの商品提供は2025年冬頃の予定としている。