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YouTube、“大量生産”動画の収益化を制限

 YouTubeクリエイターが動画を収益化するためのプログラム「YouTubeのパートナープログラム」のポリシーに、15日に2つの改訂が行なわれることが明らかとなった。

 1つ目は、YouTubeパートナープログラム(YPP)収益化ポリシーの更新。YouTubeでは、クリエイターに対して常に「オリジナル」かつ「本物」のコンテンツをアップロードすることを求めている。そこで、大量生産された繰り返しの多いコンテンツをより正確に特定するためにガイドラインを更新。「本物でない」コンテンツの様相をより定期的に反映した内容にするという。

 改訂内容は明示はされていないものの、AI生成によって大量生産されたコンテンツなどに対する規制だと思われる。

 2つ目は、YouTube Studioで特定の広告カテゴリをブロックする項目から、「素肌(画像のみ)」が削除される点。この項目は8月15日まで有効だが、それ以降は「性に関する内容」など、ほかのカテゴリを使用してYouTubeチャンネルの広告を管理することになる。