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Dimensity 8350 Extreme搭載のシリーズ最上位スマホ「arrows Alpha」
2025年6月17日 15:23
FCNTは、スマートフォン「arrows」シリーズの最上位モデルとなる「arrows Alpha」を今夏発売すると発表した。SIMフリーモデルに加え、NTTドコモ版の「arrows Alpha F-51F」も投入する。
SoCにDimensity 8350 Extreme(オクタコア)を採用するほか、12GBのメモリ、512GBのストレージ、約6.4型1,200×2,670ドット/144Hz対応の有機ELディスプレイを搭載。MIL規格23項目に準拠し、1.5mの高さから落下させても画面が割れにくい構造や、IP6Xの防塵、IPX6/8/9の防水性能を備えるなど、堅牢性の高さも特徴としている。
Google Geminiに加え、独自の「arrows AI」を内蔵し、設定や機能、操作などについて質問すると答えてくれる。順次機能強化も予定しており、2025年後半には溜まった通知を要約する機能や、文字や写真からオリジナル画像/壁紙を生成する機能なども実装するとしている。
カメラは背面が2眼構成で、約5,030万画素メイン(1/1.5型、F1.88)+約4,990万画素超広角(1/2.7型、F2.05)、前面が4,990万画素広角(1/2.7型、F2)。背面メインには光学式手ぶれ補正機能も備える。加えて、背景ぼかしやシーンや被写体に応じた撮影設定の制御、最大10倍のデジタルズームなど、AIを使った撮影機能も複数備える。
バッテリ容量は5,000mAh。同梱の90W充電器による急速充電に対応し、約35分でのフル充電も行なえる。一方で、5年後でも初期容量の80%を維持できる充電制御技術や、端末に直接電力を送るダイレクト給電機能により、バッテリの劣化を抑えられるとする。
そのほか、指先から自律神経を計測できるヘルスケア機能も搭載。OSは3回のバージョンアップと5年間のソフトウェアアップデートを提供する。
主な仕様は、Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、512GBストレージ+microSDカード(最大2TB)、約6.4型1,200×2,670ドット/144Hz有機EL、Android 15などを搭載。
SIMはNano SIM+eSIM。対応バンドは5Gがn1/3/28/40/41/77/78/79、LTEがBand 1/2/3/4/5/8/12/18/19/21/28/38/39/41/42、3GがBand 1/5、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。
無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.4、FeliCa/おサイフケータイなど。指紋認証および顔認証にも対応する。インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort 1.4対応)。
本体サイズは約72×156×8.8mm、重量は約188g。カラーはホワイトとブラック。