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VAIO、WQXGAパネルも選べるようになった16型ノートの新型「VAIO F16」

VAIO F16

 VAIOは、ボディを軽量化し、高解像度ディスプレイも選択可能となった16型スタンダードノートの新型「VAIO F16」を6月13日に発売する。すでに受注を受け付けており、直販モデルの価格は14万6,800円から。店頭モデルはオープンプライスで、実売予想価格は20万9,800円前後の見込み。

 ノートPCの定番を追求した製品として投入された「VAIO F16」の新型モデル。作業しやすい大画面ディスプレイや長期間に渡って使える品質などといった特徴は受け継ぎつつ、各所に改良を施している。

 大きく変わった点として、前世代から約60~80gの軽量化を実現。重量を以前の1.65kgから1.57kg(最小時)まで抑えた。また、WUXGA(1,920×1,200ドット)に加えて、WQXGA(2,560×1,600ドット)のディスプレイパネルが選択可能となり、より高解像度で広い作業領域を確保できるようになった。

 そのほかの改良点としては、電源用DCポートに代わってUSB Type-Cポートを装備した点や、マイクを3基に増やしてAIノイズキャンセリング機能に対応した点、カードスロットをmicroSDからフルサイズのSD対応のものに変更した点、キーボードの文字色を調整して視認性を高めた点などが挙げられる。

サテンシルバー

 主な仕様は、Core 3 100U/5 120U/7 150U、8GB/16GB/32GBメモリ、256GB/512GB/1TB SSD、16型WUXGA/WQXGA非光沢パネル、Windows 11 Home/Proなどを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、HDMI、92万画素Webカメラ(顔認証対応)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、SDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体カラーはネイビーブルー、サテンゴールド、サテンシルバーの3種類、サイズは約358.3×255.6×16.6~19.9mm、重量は約1.57kg。

ネイビーブルー
サテンゴールド

 あわせて、法人向けモデルとなる「VAIO Pro BM」も同日より発売予定。こちらはディスプレイがWUXGAパネルのみとなるが、CPUとしてCoreシリーズ1に加えてCoreシリーズ2、第13世代Core Uが選択可能となる。本体カラーはダークメタルグレー。