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「iPad」がセルフサービス修理対応に

M2搭載のiPad Air

 Appleは28日(米国時間)、セルフサービス修理の対象に「iPad」を追加したことを発表した。対象はM2以降の「iPad Air」、「iPad Pro(M4)」、「iPad mini(A17 Pro)」、および「iPad(A16)」。

 これにより、修理マニュアルから純正部品、Apple Diagnosticsトラブルシューティングセッション、ツール、レンタルツールキットなどが利用可能になる。具体的なパーツとしては、ディスプレイ、バッテリ、カメラ、外部充電ポートなどが対象。

 iPadの追加で、セルフサービス修理のストアには、最近発売された「iPhone 16e」、「MacBook Air」、「Mac Studio」などを含む65種類の製品が対応することになる。今夏にはカナダも対象地域として加わる。このほか、純正部品を米国や欧州のMobileSentrixといったサードパーティを通して販売することも発表した。

 Appleのセルフサービス修理は2022年に開始された。2025年5月現在、日本では提供されていない。