LG、自社開発の8コアSoC「NUCLUN」

「NUCLUN」

　韓国LG Electronicsは24日(現地時間)、同社にとって初めてのモバイル向けアプリケーションプロセッサ「NUCLUN」(ヌークルン)を発表した。韓国で今週登場する5.9型スマートフォン「G3 Screen」に採用される。

　NUCLUNは、異なるコアを組み合わせて最適な性能/電力バランスで動作するARMのbig.LITTLEアーキテクチャを採用するSoC。CPUは、1.5GHz動作のCortex-A15と、1.2GHz動作のCortex-A7コアを4個ずつ、計8コアを搭載する。また、最大225Mbps転送に対応した、LTE Advanced Cat.6対応のモデムも統合される。

　本SoCを採用した最初のスマートフォンとして発売される「G3 Screen」は、フルHD対応5.9型IPS液晶を搭載。OSはAndroid 4.4で、メモリ2GB、ストレージ32GB、前面210万画素/背面1,300万画素カメラ、microSDカードスロット、3,000mAhのバッテリなどを搭載。

　本体サイズは81.8×157.8×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は182g。ブラックとホワイトがラインナップされる。