株式会社東芝は、A4ノートPCの2012年春モデルとしてグラスレス3Dノート「dynabook Qosmio T851」シリーズ、スタンダードノート「dynabook T451」シリーズを2月下旬より発売する。価格はオープンプライス。
新機能として「レグザリンクシェア」を搭載。液晶TV/レコーダ「REGZA」シリーズに録画した番組を視聴できるほか、ネットワーク経由の放送中の番組視聴と録画番組の書き込みにアップデートで対応予定。このほか、スペック強化を施し、付属のマウスがレーザーセンサーのワイヤレスマウスに変更されている。
●dynabook Qosmio T851グラスレス3DノートのT851は「T851/D8E」を発売。店頭予想価格は22万円前後の見込み。
HDD容量の強化のほか、天板のデザインを東レ「PICASUS」の加色技術を採用したメタリック調のシャイニーオーシャンに変更した。
主な仕様は、Core i7-2640M(2.80GHz)、メモリ8GB、HDD 1TB、Intel HM65 Expressチップセット、GeForce GT 540M、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応15.6型ワイド裸眼3D液晶、地上/BS/110度CSチューナ×2、SpursEngine、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010(SP1)を搭載。Adobe「Photoshop Elements 9」、「Premiere Elements 9」が付属する。
インターフェイスは、USB 3.0×1、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、アンテナ入力、100万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約2.9時間。本体サイズは約387.6×266.8×31.1~36.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.3kg。
A4スタンダードのdynabook T451は3モデルを発売。本体色はそれぞれプレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッドの3色。
キーが独立したタイルキーボードに変更 |
新モデルはアイソレーションタイプの「タイルキーボード」に変更。このほか、一部スペックを強化した。
上位の「T451/58E」は、Core i7-2670QM(2.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 750GB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXLドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、セレクタブルOS)、Office Home and Business 2010(SP1)を搭載。店頭予想価格は16万円前後の見込み。
中位の「T451/46E」は、T451/58EからCPUをCore i5-2450M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリを4GB、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更し、店頭予想価格は13万円台半ばの見込み。
下位の「T451/34E」は、T451/46EからCPUをCeleron B815(1.60GHz、ビデオ機能内蔵)、HDDを640GBに変更した構成。店頭予想価格は11万円前後の見込み。
dynabook T451 プレシャスブラック | dynabook T451 リュクスホワイト | dynabook T451 モデナレッド |
インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet(下位2モデルはEthernet)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、ブリッジメディアスロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。上位2機種はIntel Wireless Displayに対応する。
バッテリ駆動時間はCore iモデルが約4.6時間、Celeronモデルが約4時間。本体サイズは約380×250×27.7~37.5mm(同)、重量は約2.5kg。
(2012年 2月 10日)
[Reported by 山田 幸治]