ソニー、ボードPC「VAIO L」「VAIO J」の春モデル

VPCL247FJ/WI

2月18日 発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、液晶一体型の“ボードPC”2012年春モデルを2月18日より発売する。価格はオープンプライス。

 新モデルはCPUなど基本性能の向上のほか、BDドライブがBDXLに対応。写真/動画に関するアプリケーションは、「Picture Motion Browser(PMB) VAIO Edition」から「PlayMemories Home for VAIO」に変更。PlayMemoriesは、2012 International CESで発表された、写真や動画のソフトウェアやクラウドサービス(2012年春提供予定)のブランドで、今回VAIO用のアプリケーションも刷新された。製品の発売日に合わせてアップデートで対応予定。

●VAIO Lシリーズ
VPCL247FJ/BI

 24型の「VAIO L」シリーズは、「VPCL247FJ/WI」(ホワイト)、「VPCL247FJ/BI」(ブラック)を2月18日に発売。店頭予想価格は18万円前後の見込み。

 新たに、ソニークリエイティブソフトウェア製マルチメディアスイート「Imagination Studio Suite」を標準搭載。ビデオ作成「Vegas Movie Studio HD Platinum」、オーディオ編集「Sound Forge Audio Studio」などを4本のソフトを収録。Imagination Studioは本来5本のソフトを収録しているが、写真整理の「Photo Go」はプリインストールソフトと役割が被るため、VAIOでは省かれている。このほか、Adobe「Photoshop Elements 10」も搭載する。

 主な仕様は、Core i5-2450M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応24型ワイド液晶、地上/BS/110度CSチューナ×2(長時間録画対応)、地デジチューナ(スグつくTV)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、HDMI出力、HDMI入力、コンポジット入力、SDカード/メモリースティックデュオ対応スロット、131万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約608×168~187×429~439mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.7kg。

●VAIO Jシリーズ

 21.5型の「VAIO J」シリーズは、「VPCJ238FJ/B」(ブラック)、「VPCJ238FJ/L」(ブルー)、「VPCJ238FJ/W」(ホワイト)を2月18日に発売。店頭予想価格は16万円前後の見込み。

VPCJ238FJ/BVPCJ238FJ/LVPCJ238FJ/W

 スペック面の強化のほか、付属のキーボード、マウスが従来よりコンパクトなものに変更され、キーボードは本体下部に収まるようになった。

 主な仕様は、Core i5-2450M、メモリ4GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXLドライブ、フルHD対応21.5型ワイド液晶、地上/BS/110度CSチューナ×2(長時間録画対応)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、SDカード/メモリースティックデュオ対応スロット、31万画素Webカメラ、音声入出力を備える。

 本体サイズは約525×185~310×366~398mm(同)、重量は約8kg。

(2012年 1月 25日)

[Reported by 山田 幸治]