富士通株式会社は、デスクトップPC「ESPRIMO」シリーズの2012年春モデルを1月19日より順次発売する。価格はオープンプライス。

　液晶一体型のエントリー機「ESPRIMO EH」シリーズが筐体デザインを一新したほか、スペック強化などを施した。「ESPRIMO FH」シリーズの23型3D対応モデル(FH99/EM、FH98/EM)は、2011秋冬を継続する。

　ESPRIMO EHシリーズは「EH30/GT」を2月3日に発売。店頭予想価格は13万円強の見込み。

ESPRIMO EH30/GT ホワイト

　従来は中央スタンドだったが、新モデルは脚を左右に持つフォトフレームタイプのデザインになり、省スペース化、軽量化された。

　主な仕様は、AMD E-450(1.65GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、AMD A50M FCHチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶、地上デジタルチューナ、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Personal 2010を搭載。

　インターフェイスはUSB 2.0×6、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、SDカード/メモリースティック対応スロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

　本体サイズは497×180～299×330～373mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.8kg。

　ESPRIMO FHシリーズは、23型の「FH77/GD」、20型の上位「FH56/GD」、下位「FH54/GT」の3モデルを発売する。

　FH77/GDは、Core i7-2670QM(2.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット表示対応23型ワイド液晶(IPSパネル)、3波チューナ(長時間ダブル録画対応)、Windows 7 Home Premium(同)、Office Home and Business 2010などを搭載。発売は1月19日、店頭予想価格は23万円強の見込み。

ESPRIMO FH77/GD ブラック、ホワイト、レッド

　FH56/GDは、Core i7-2670QM、メモリ4GB、HDD 2TB、BDXLドライブ、1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶、3波チューナ(同)、Windows 7 Home Premium(同)、Office Home and Business 2010などを搭載。発売は1月26日、店頭予想価格は20万円前後の見込み。

　FH54/GTは、Core i3-2350M(2.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶、地デジチューナ(ダブル録画)、Windows 7 Home Premium(同)、Office Home and Business 2010などを搭載。発売は2月3日、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

ESPRIMO FH56/GD ブラック、ホワイト、レッド

　スリムデスクトップ「ESPRIMO DH」シリーズは、「DH77/G」、「DH54/G」を発売。

　DH77/Gは、Core i7-2600(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 4TB(2TB×2)、Intel H67 Expressチップセット、BDXLドライブ、Windows 7 Home Premium(同)、Office Home and Business 2010を搭載。1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応24型ワイド液晶が付属する。発売は1月19日、店頭予想価格は22万円前後の見込み

　DH54/Gは、上記からCPUをCore i5-2300(2.80GHz、ビデオ機能内蔵)、HDDを2TB、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更。1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶ディスプレイが付属する。発売は1月26日、店頭予想価格は14万円強の見込み。

ESPRIMO DH77/G	ESPRIMO DH54/G