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熱交換方式のバッテリ内蔵型冷風機「ドライクーラーVer3」
2025年3月17日 16:16
韓国エコスター製の熱交換方式を採用した冷風機「ドライクーラーVer3」が、クラウドファンディングサイトMakuakeに出品されている。フルークフォレストが日本における正規代理店として取り扱う。17日15時半現在、製品が入手できる最低出資金額は1万5,800円。カラーはブラックとブルーの2色を用意。ブルーは50台限定生産でブラックとのセット販売のみとなる。配送は2025年5月末を予定する。
ドライクーラーVer3はミストや水フィルタによる気化熱ではなく、熱交換方式を採用した冷風機。凍ったペットボトルをアルミ製の筒内部に入れることで、吸い込んだ空気を冷却して冷風を生成する仕組みだ。
氷を直接入れる、真水を入れるなどでも利用できるが、最も効率が良いのは凍ったペットボトルを水に浸す方法で、メーカーの試験では-7度の冷風が得られたという。なお、冬はお湯を入れることで「温風機」としても利用できる。
Ver3では前モデルから大幅な改良が施され、バッテリが内蔵されたことで屋外や車内、電源の取りにくい場所でも使用可能となった。一度の充電で約8時間の使用が可能で、USB Type-Cによる充電に対応する。充電時間は5V/2Aの電源アダプタを使用した場合で約2時間。
風量調整は、最も静かなSLEEPモードから最大風量まで4段階から選択できる。前モデルと比較して風量は約20%向上している。また、シロッコファンの採用により動作音を低減し、一般的な扇風機レベルまでノイズを抑えたとしている。
本体上部には現在の風量と温度が確認できる操作パネルを搭載。風向きは上下に調整可能で、2枚構造のフラップがで風量ロスを減らす工夫がされている。製品下端にはドレインキャップと呼ばれる脱着可能な水溜まりも備える。
本体サイズは134×134×350mm、重量は2.7kg。バッテリ容量は5,000mAh。