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「177」の電話天気予報サービス終了まであと1カ月。70年の歴史に幕

 気象庁およびNTT東日本、NTT西日本による「177天気予報電話サービス」が、3月31日23時59分を持って提供終了となる。

 電話番号「177」による音声による天気予報のサービスは、1955年に提供が開始された。これまで予想発表気象台(または気象庁)、日時、注意報や警報、予報、降水確率、予想気温、実況、満潮時刻といった情報を発信してきた。

 しかし近年はTVやスマートフォン、インターネットなどの普及に伴い気象情報の確認手段が多様化したことや、固定電話の利用が減少しており、利用数が大幅に減少していた。今後もこの傾向が継続する見込みであるため、サービス提供を終了すると昨年2024年7月に発表した。