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EIZO、カラーセンサー内蔵の24.1型液晶モニター
2025年2月18日 15:00
EIZOは、カラーセンサーを内蔵したクリエイター向けの24.1型液晶モニター「ColorEdge CG2400S」を4月17日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は19万5,800円。
現行機種「ColorEdge CG2420-Z」の後継モデルで、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応で初めてHDRをサポート。映画や放送の国際規格「HLG方式、「PQ方式」に準じる専用カラーモードも標準搭載し、幅広いコンテンツの編集/プレビューが可能。
また、USB Type-Cを新たに搭載し、ノートPCへ70Wの給電をしつつ映像伝送もケーブル1本で行なえる。さらに、ColorEdgeシリーズ初の再生プラスチックによる外装を採用し、使用率はシリーズ高水準の85%になるとしている。
色域はDCI-P3 98%カバーとなるほか、4K/8K放送色基準となるBT.2020準拠のカラーモードも備える。画像表示において特定の色をRGB立体上で個別に調整できる3D-LUTも搭載し、カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」のエミュレーションを使い、映画フィルムの特性ファイルである3D-LUTファイルを適用可能。さらに、入力信号のメタデータに連動し、モニターのカラー設定(輝度/ガンマ(EOTF)/色域)の切り替えを自動で行なう「Sync Signal」機能も搭載する。
主な仕様は、パネルがIPS、解像度がWUXGA、表示色数が約10億7,000万色、色域がAdobe RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率98%、中間色応答速度は11ms、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が1,800:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはDisplayPort、HDMI、USB Type-Cで、2ポートのUSB 3.2 Gen 1および1ポートのUSB 2.0ハブも内蔵。スタンドは-5~35度のチルト、344度のスイベル、90度ピボット、155mmの昇降をサポート。
本体サイズは554.4×245×408.1~563.1mm、重量は約8.5kg。また、遮光フードも付属する。