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ASUS、背面でミニゲームがプレイできる「ROG Phone 9 Pro」

ROG Phone 9 Pro

 ASUSは19日(台湾時間)、CPUにSnapdragon 8 Eliteを搭載したゲーミングスマートフォン「ROG Phone 9」シリーズを発表した。下位の「ROG Phone 9」と、上位の「ROG Phone 9 Pro」の2モデルを用意する。

 背面に「AniMe Vision」と呼ばれるサブディスプレイを搭載しているが、上位のROG Phone 9 Proは648個のプログラマブルなミニLEDとなっており、赤色LEDが新たに追加された。ユニークな機能として「AniMe Play」機能を搭載し、このミニLEDディスプレイとショルダーボタンであるROG AirTriggerと組み合わせてミニゲームがプレイできる。

 プロセッサは最新の3nmプロセスで製造されるSnapdragon 8 Eliteを採用。性能を引き出すための冷却機構「ROG GameCool 9」を採用。プロセッサをスマートフォンの中心に配置するレイアウトやさまざまな高性能放熱素材を組み合わせた「360° SoC Cooling System Gen 3」とグリップオンクーラー「AeroActive Cooler X Pro」と組み合わせて高い冷却性能を実現する。

 純正のケースを使うと、オーディオリダイレクト機能により前面サウンドを実現できるという。また、AeroActive Cooler X Proにはサブウーファーを組み込んだ。

 AI機能としては、画像認識によるイベント検出やアイテムの自動収集機能、キャラクターのスキルの自動アップグレードなどが可能な「X Sense 3.0」を搭載。「X Capture 2.0」ではAIが勝利の瞬間やチーム戦、“ガチャ”を引いた瞬間など重要なイベントを自動的に記録。テキスト認識によりヒントの検索を簡単にしたり翻訳したりできる「AI Grabber 2.0」も備える。

 メモリおよびストレージはROG Phone 9が16GB/512GB、ROG Phone 9 Proが24GB/1TB。このほか、2,400×1,080ドット表示/185Hz駆動の6.78型E65 AMOLEDディスプレイ、OSにAndroid 15 with ROG UIを搭載。

 カメラはメインがソニーLytia 700(5,000万画素)、広角が1,300万画素、望遠が3,200万画素、前面が3,200万画素。インターフェイスはWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、GPS/Glonass/Galileo/BeiDou/QZSS/NavIC。SIMスロットはデュアル。

 バッテリは5,800mAh。本体サイズは77×163.8×8.9mm、重量は227g。