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ASRock、初の電源ユニット19製品。PCIe 5.1/ATX 3.1準拠で12V-2x6ケーブル採用

TC-1650T

 ASRockは、同社初の電源ユニットとして、Taichi/Phantom Gaming/Steel Legend/Challengerの4シリーズで計19製品を発表した。いずれもPCIe 5.1およびATX 3.1に準拠する。

 共通の特徴として、12V-2x6ケーブルを採用することで最大600Wのシングルライン出力を実現し、次世代ビデオカードの高電力要件を満たすように設計されている。16ピンコネクタはデュアルカラーデザインで、ビデオカードの電源ソケットへ適切に挿入しやすくなっている。

Taichiシリーズ

Taichiシリーズ電源ユニット

 フラグシップモデルのTaichiシリーズでは、1,650Wモデル「TC-1650T」および1,300Wモデル「TC-1300T」の2製品を展開する。

 いずれも、標準で2本のPCIe 12V 2x6ケーブルを含むフルモジュラーケーブルを搭載し、効率認証の80 PLUS Titanium、Cybenetics Titaniumや、超静音認証のCybenetics LAMBDA A+を取得する。

 コネクターの温度をリアルタイムで監視し、温度が安全限界を超えた場合に保護モードを動作させてシステムの安全性と安定性を確保できるという、独自のNTCセンサーを内蔵する。10年保証も付帯する。

Phantom Gamingシリーズ

Phantom Gamingシリーズ電源ユニット

 ゲーマー向けのPhantom Gamingシリーズでは、1,600Wモデル「PG-1600G」、1,300Wモデル「PG-1300G」、1,000Wモデル「PG-1000G」、850Wモデル「PG-850G」、750Wモデル「PG-750G」の5製品を展開する。

 80 PLUS Gold、Cybenetics Platinum & Gold、Cybenetics LAMBDA A認証を取得するほか、フルモジュラー設計、10年保証などを特徴とする。Taichiシリーズと同様に独自のNTCセンサーも内蔵する。

Steel Legendシリーズ

Steel Legendシリーズ電源ユニット

 高耐久モデルのSteel Legendシリーズでは、1,000Wモデルのブラック「SL-1000G」とホワイト「SL-1000GW」、850Wモデルのブラック「SL-850G」とホワイト「SL-850GW」、750Wモデル「SL-750G」、650Wモデル「SL-650G」の6製品を展開する。

 ホワイトモデルを用意し、80 PLUS Gold、Cybenetics Platinum & Gold、Cybenetics LAMBDA A+/A/A-認証を取得する。コンパクトな150mmサイズで、フルモジュラー設計や10年保証などを特徴とする。

Challengerシリーズ

Challengerシリーズ電源ユニット

 コスパ重視のChallengerシリーズでは、80 PLUS Gold準拠の850Wモデル「CL-850G」、750Wモデル「CL-750G」、650Wモデル「CL-650G」および、80 PLUS Bronze準拠の750Wモデル「CL-750B」、650Wモデル「CL-650B」、550Wモデル「CL-550B」の6製品を展開する。

 ディンプル加工の120mmファンやフラットケーブルを搭載し、5年保証も付帯する。