ニュース

Premiere ProなどCopilot+ PCのNPUに対応

Audio Category Tagger

 Microsoftは12日、DirectMLとCopilot+ PCが内蔵するNPUが、Premiere Proなどいくつかのアプリケーションで利用可能になったと発表した。これらのソフトでNPUによるアクセラレーションが受けられるようになる。

 動画編集ソフトのPremiere Proでは、MicrosoftとIntelの協業により、Core Ultraシリーズ2のNPUを使ったAudio Category Taggerが利用可能になった。

 オーディオクリップを効果音、音楽、会話、環境音の4種類に自動的に分類/タグ付けし、編集をしやすくする機能。また、エッセンシャルサウンドパネルに直接アクセスするバッジが付いており、カテゴリに合わせたパラメータの調整がすばやく行なえる。なお、現状ではベータ版として提供される。

Object Selection

 画像編集ソフトのAffinity Photo 2では、Snapdragon X EliteのNPUに対応する機能としてObject Selectionを発表。マシンラーニングにより、画像内のオブジェクトをすばやく選択できるようになる機能で、レイヤーマスクの作成にかかる時間などを短縮できる。

 写真編集ソフトのCapture Oneでは、写真に対して別の参照画像のスタイルを適用できるMatch Look機能や、複数を写真をクロップしたい場合に、1枚に適用するとほかの写真も同じようにクロップしてくれるAI Crop機能が加わった。こちらはSnapdragon搭載Copilot+ PCで利用できる。

Match Look
AI Crop