ニュース

サーバーラックを再現できるカプセルトイ

 ターリン・インターナショナルは、カプセルトイ「手のひらPC&サプライ」リニューアル版を26日に発売する。購入価格は1回300円。

 2019年に発売した「手のひらPC&サプライ」のモニター用に画面表示を表現した「モニターシール」を添付したリニューアル版。モニターシールの内容は総合監視ツールの「Zabbix」とネットワークテスト自動化ツール「NEEDLEWORK」の2種類。それぞれZabbix Japanエーピーコミュニケーションズが監修しており、「ネットワーク機器などの監視やテストといったITインフラエンジニア業務をしている気分を味わうことができる」としている。

 ラインナップは「モニター&スマホ」、「ノートPC&DVDドライブ」、「デスクトップ&ポータブルHDD」、「キーボード&USBマウス」、「ペンタブ&ワイヤレスマウス」の全5種類。各セットに含まれるモニター、DVDドライブ、ポータブルHDD、キーボード、USBマウス、ペンタブにはそれぞれコードを装備しており、デスクトップPCとノートPCに有線接続できる。

 併せて、同じくカプセルトイの「手のひらネットワーク機器」専用ミニチュアサーバーラックの予約販売も開始する。発売予定時期は11月12日、価格は7,000円。一部カプセルトイ専門店では店頭特別価格として6,400円で販売される。

 手のひらネットワーク機器シリーズは、2023年6月に第1弾、2024年6月に第2弾を発売したカプセルトイ。今回発売するサーバーラックは日東工業のサーバーラック「FSシリーズ」がモデルになっており、監修も日東工業が行なった。棚板や冷却ファン、ブランクパネル、ケーブル類などを同梱するほか、手のひらネットワーク機器 第1弾の内容(サーバー4機種)もすべて含むセットとなっている。また、サーバーラックの発売に合わせて第2弾の再販も実施する。価格は1回500円。

 ちなみに第1弾のサーバーはA10「Thunder 7655S」、CISCO「C9300-48UXM」、CISCO Meraki「MX85」、古河電工「FITELnet FX2」。第2弾のサーバーはAPRESIA Systems「ApresiaNP3000-24X4Q」、Dell Technologies「PowerEdge R760」、Extreme Networks「5720-48MXW」、Fortinet「FortiGate-3701F」。

 なお、手のひらPC&サプライと手のひらネットワーク機器には互換性があり、両者を繋いで遊ぶことも可能となっている。