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ドコモ、SIMカードの製造不良で通信できなくなる恐れ。約93万枚に影響

影響を受けるのは製造番号が「GD06」から始まるドコモUIMカードVer.6(ライトブルー)の一部

 ドコモは、一部のドコモUIMカード(SIMカード)で通信不良が発生する可能性があると発表した。

 影響を受けるカードは「ドコモUIMカードVer.6(ライトブルー)」で、2021年12月から2022年1月製造品のうち、カード表面に印字されている製造番号が「GD06」から始まるものの一部。影響範囲は約93万枚としており、内訳はドコモのユーザーが約51万枚(OCNモバイルONEの約18万枚含む)、MVNOのユーザーが約42万枚。

 該当のドコモUIMカードの一部では、製造工程での処理の不足により、現在正常に使えていても、今後不具合が発生して通信ができなくなる可能性があるという。

 ドコモでは影響を受けるユーザーに対して、お詫びと正常品への交換のお願いに関する案内ハガキを10月中旬より順次郵送する。また、案内に従って交換する場合、無償で対応を行なう。なお、OCNモバイルONEでは同様に11月よりハガキで案内をする予定で、そのほかのMVNOについては各社のアナウンスに沿って対応してほしいとしている。