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サムスン、ハイエンドタブレット「Galaxy Tab S10」を10月3日発売

Galaxy Tab S10 UltraとS10+

 サムスン電子ジャパンは、AI対応のハイエンドタブレット「Galaxy Tab S10 Ultra」、「Galaxy Tab S10+」を10月3日に発売する。価格は、前者の256GBモデルが21万9,120円、512GBモデルが24万8,600円、1TBモデルが29万9,750円。後者の256GBモデルが18万7,400円、512GBモデルが21万6,480円。

 いずれもプロセッサにMediaTekのDimensity 9300+を採用。Galaxy Tab S10 Ultraは従来の「Galaxy Tab S9 Ultra」と比較して、CPU性能が18%、GPU性能が28%、NPU性能が14%向上したという。また、バッテリの長時間駆動と充電時間短縮も図った。

 “箱から出してすぐに利用できるAI機能を搭載”とも謳っており、AIを使った書き起こしや要約が行なえる「Samsung Notes」の「ノートアシスト機能」、画面上のPDFの翻訳を行なう「PDFオーバーレイ翻訳」、手書きメモの整理を行なう「手書きヘルプ」、テキストから画像を生成する「AIスケッチ」、画面上のものを囲むだけで検索できる「かこって検索」などを搭載する。

 また、付属の「Galasy Sペン」からGalaxy AI機能にアクセスできる「エアコマンド」や、別売りの「Book Cover Keyboard」におけるGalaxy AIを呼び出すためのキーの搭載など、AIアシスタントを活用するためハードウェア機能も充実させた。

 Galaxy Tab S10 Ultraのそのほかの仕様は、メモリが12GB(Ultraのストレージ1TBモデルのみ16GB)、ディスプレイが2,960×1,848ドット/120Hz表示対応の約14.6型Dynamic AMOLED 2X、OSがAndroid 14。

 カメラは背面が約1,300万画素広角+約800万画素超広角、前面が約1,200万画素超広角+約1,200万画素広角。無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3。バッテリ容量は11,200mAh。本体サイズは約208.6×326.4×5.4mm、重量は約718g。

 Galaxy Tab S10+のそのほかの仕様は、メモリが12GB、ディスプレイが2,800×1,752ドット/120Hz表示対応の約12.4型Dynamic AMOLED 2X、OSがAndroid 14。

 カメラは背面が約1,300万画素広角+約800万画素超広角、前面が約1,200万画素超広角。無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3。バッテリ容量は10,090mAh。本体サイズは約185.4×285.4×5.6mm、重量は約571g。

 いずれもUSB 3.2 Gen 1 Type-Cを搭載し、microSDカードスロット、加速度/指紋/ジャイロ/地磁気/ホール/照度センサーを備える。また、IP68防水防塵をサポート。本体色はムーンストーン グレー。

 発売を記念し、SamsungオンラインショップではGalaxy Tab S10 Ultra購入で2万5,000円引き、Galaxy Tab S10+と対象商品の同時購入で1万5,000円分を割引。それ以外のGalaxy Harajukuといった店舗で購入の場合、Galaxy Tab S10 Ultraの購入で2万5,000円、Galaxy Tab S10+購入で1万5,000円分の、Samsungオンラインショップで使えるクーポンをプレゼントする。期間は10月31日まで。