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Logitechからラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードが登場
2024年9月18日 17:10
Logitechは、eスポーツ向けゲーミングデバイスの「PRO」シリーズから、有線キーボード「PRO X TKL RAPID」、およびワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」、「PRO 2 LIGHTSPEED」を発表した。米国ではすでに販売を開始しており、価格は順に169.99ドル、159.99ドル、129.99ドル。
PRO X TKL RAPID
PRO X TKL RAPIDは、同社初となるラピッドトリガー対応のゲーミングキーボード。磁気式アナログスイッチを採用し、可変アクチュエーションポイント機能もサポートしている。ラピッドトリガーおよびアクチュエーションポイントは、ソフトウェアなしで調整できるため、eスポーツの環境などにも好適とする。
また、ユーティリティのG HUBを通じてKey Priorityの設定が可能。いわゆるSOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions、反対方向が同時入力された状態)を制御するもので、ニュートラルにしたり、どちらかを優先して入力したりといった調整が行なえるという。
本体サイズは357×150×38mm。付属のUSB Type-Cケーブル長は1.8m。
PRO X SUPERLIGHT 2 DEX
PRO X SUPERLIGHT 2 DEXは、Counter-StrikeやVALORANTなどのプロゲーマーからフィードバックを得て開発したワイヤレスゲーミングマウス。右利き用の左右非対称デザインを新たに採用した点が特徴。
最大8kHzのポーリングレートをサポートするLIGHTSPEED Wireless、100~44,000DPIの高性能なトラッキングを実現するHERO 2センサー、光学センサーを用いたLIGHTFORCE Switchesなどを搭載する。読み取り速度は888IPS、加速度は88G。
本体サイズは67.7×125.8×43.9mm、重量は60g。バッテリ駆動時間は95時間。
PRO 2 LIGHTSPEED
PRO 2 LIGHTSPEEDは、左右対称デザインを採用したワイヤレスゲーミングマウス。LIGHTSPEED WirelessやHERO 2センサーなど最新技術を内蔵し、性能を強化した。センサー解像度は100~32,000DPI、読み取り速度は500IPS、加速度は40G。
本体サイズは63.5×125×40mm、重量は80g。バッテリ駆動時間は60時間(LED点灯時)、95時間(非点灯時)。
ロープロファイルキーボードのG915 Xも登場
そのほか、ロープロファイルゲーミングキーボード「G915 X」シリーズも発表した。こちらも北米ではすでに販売中で、レイアウトおよび価格は、フルサイズでワイヤレスの「G915 X LIGHTSPEED」が229.99ドル、テンキーレスでワイヤレスの「G915 X LIGHTSPEED TKL」が199.99ドル、フルサイズで有線の「G915 X」が179.99ドル。
ともにスイッチを再設計し、従来のフックスタイルの軸からPOM製でクロススタイルの軸を採用。キーの安定性が向上し、静かで快適なタイピングを実現した。アクチュエーションポイントも1.5mmから1.3mmへと短くなり、より素早い入力が可能となった。
また、アルミニウム製トッププレートを1.2mmから1.5mmへと厚くし、構造強度の向上とタイピング体験の改善を図った。キーキャップもABSからダブルショットPBTへとアップグレードしている。