アイ・オー、現価格維持困難で最大56%値上げ

　アイ・オー・データ機器は、ポータブルHDDやUSBメモリなど6カテゴリ94型番の値上げを10月1日に実施する。

　同社はこれまで生産性向上とコスト削減など、企業努力と経営効率化で価格維持に努めてきたが、昨今の原材料価格、エネルギー、物流などの関連費用の高騰が長期的に継続し、今後も先行き不透明な厳しい状況が続くと想定されるため、値上げに踏み切ったとしている。

　対象および値上げ率は、ポータブルHDD/SSDが35型番で4～19%、USBメモリが15型番で9～56%、外付けHDDが4型番で6～11%、HDMIアダプタ/バーコードリーダ/Webカメラが13型番で8～30%、WD製品が16型番で4～14%、SanDisk Professional製品が11型番で7～21%。