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iPhone/iPadの画面をPCに出したり、iPadをPCのサブモニターにしたりできるアダプタ

Windows画面をミラーリング表示して、iPadで書き込み可能なJCH422

 j5createは、iPadやiPhoneとWindows PCの両方につなげることで、相互ファイル交換や画面のミラーリング表示などが行なえるアダプタ「JCH422」を9月6日に発売する。価格は1万980円。

 主要機能は大きくわけて3つあり、1つ目がデバイス間のデータ移行機能。専用アプリ(ドライバ)をインストールすることで、Windows PCからiPhone/iPadへのデータ移行がAirDropのようにシームレスに行なえる。

 2つ目はiPadをWindows PCの外部モニターとして使う機能。拡張画面として使えるほか、ミラーリング表示させた際はiPadのタッチパネルでWindows PCを制御できる。また、「ホワイトボード機能」もあり、ミラーリング表示した内容に対してマーカーで書いてスクリーンショットを撮ることもできる。

ファイル転送機能
Windows PCの拡張またはミラーリング表示が可能

 3つ目はiPad/iPhoneの画面をPCにミラーリング表示して、大きくプレビューするというもの。小さなウィンドウで表示することも可能なため、PCにおけるTeamsやZoomなどのオンライン会議でiPhone/iPad画面を共有することもできる。ただしこの際PC側でiPad/iPhoneの操作はできない。

iPadやiPhoneの画面をPCで表示する機能

 このほか、USB 3.0とUSB 3.0 Type-Cポートを1基ずつ備えており、PCのハブとして利用できる。

 PC側のインターフェイスはUSB 3.0 Type-C(Type-A変換コネクタ付き)、iPadとiPhone側のインターフェイスはUSB 3.0 Type-C。対応デバイスはiPadOS 17以降とUSB Type-Cを搭載したiPad、もしくはiOS 17以降を搭載したiPhone 15 Pro/Pro Max以降。本体サイズは35.8×120×13mm、重量は約92g。