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Android 15 Beta 3リリース。開発者APIが完成

1ステップのパスキーサインイン

 Googleは18日(米国時間)、次期Androidのベータ版「Android 15 Beta 3」をリリースした。予定通り、プラットフォーム安定版となっており、開発者APIとすべてのアプリの挙動が最終的なものになったため、Android 15をターゲットとするアプリを検証し、Google Playで提供できるようになる。

 Android 15では、ユーザーが顔認証/指紋/画面ロックのいずれかを使用してパスキーで対象アプリにサインインする際に、従来は2ステップを辿る必要があった手順が1ステップに簡素化された。

 また、パスキーを使ったサインインのプロンプトを誤って閉じてしまった場合のために、再入力用のキーボードのチップ表示やドロップダウンメニューも、パスワード、パスキー、Sign in with Googleでそれぞれ用意された。

パスキーサインインのダイアログを閉じた際の提示

 このほか、Android 15ではパッケージ停止状態の変更、16KBページサイズの対応、プライベートスペースの対応、予測的な戻るアニメーションの有効化などがなされている。