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文章の書き直しなど、Geminiの生成AI機能がChromebook Plusでも利用可能に

Help me write

 Googleは28日(米国時間)、Chromebook Plusで利用できる新機能として、Geminiを使ったAI機能を複数発表した。

 Help me writeは、WebサイトやPDFのフォーム、ChromebookにインストールされたWebアプリなど、文章を書く際に便利なAI機能。入力した文章を選択して、AIに書き直してもらったり、プロンプトを使ってゼロから文章を作成してもらったりできる。書き直しは、文体を変える、短くする、言い換えるといったことが可能。

 また、GoogleフォトのMagic EditorがChromebook Plus上で利用可能となった。生成AIを利用して、被写体の位置やサイズを自由に変えたり、写真の内容に応じて照明などを変更したりできる。

 さらに、Geminiがアプリとしてホーム画面に追加され、アイデアを練ったり旅行を計画する際などに、すぐにチャットが始められるようになった。壁紙やWeb会議の背景をAIで生成できる機能も加わっている。

 なお、新たなChromebook Plusユーザーには、12カ月分のGoogle One AIプレミアムプランが無料で提供され、Gemini Advanced、2TBのオンラインストレージなどが利用できる。

Magic EditorがChromebook Plus上で使えるように
Geminiがアプリとしてホーム画面に追加される

 AI関連以外にも、QRコードを使ってChromebookのセットアップを簡単にする機能や、GIF形式での画面録画機能などを追加。ゲーム向けに、タッチやコントローラでの操作をキーボードに割り当てられる「Game controls」、プレイ画面の録画やスクリーンショットの撮影、YouTubeなどへの共有が行なえる「Game capture」も新たに加わる。

 そのほか、将来的に実装予定のAI機能として、WebサイトやPDFの内容をGeminiが要約してくれる機能、顔やジェスチャーによってハンズフリー操作を実現する機能なども紹介している。