ニュース

VAIO、カーボンオフセットのノートPCを導入

写真はVAIO SX14

 VAIO株式会社は、「カーボンオフセット」したPCの取り扱いを開始し、温室効果ガスを削減した価値を含むVAIO製ノートPCが、5月より導入されたと発表した。

 これは「安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」として、「J-クレジット制度」(温室効果ガスの排出削減量を国がクレジットと認めて取引可能にする)を利用したもので、2023年よりVAIOが主体となって取り組んでいる。

「中干し期間の延長」を実施する水田と、奥に写るVAIO安曇野本社・工場

 その第1弾として三井住友ファイナンス&リース株式会社がグループ会社のSMFLレンタル株式会社を通じ、温室効果ガスを削減した価値を含む14型ノートの「VAIO Pro PK」が導入された。なお、同機はVAIO SX14の法人向けモデルとなっている。

 VAIOは2030年度にCO2排出量を2018年度比で50%削減することを掲げており、「カーボンインセット」(自社のサプライチェーンでステークホルダーとの連携等を通じて温室効果ガスの排出量を削減する仕組み)を実施中。

 VAIOは今後も水田クレジットによってカーボンオフセットしたPCの取り扱いを続け、持続可能な社会づくりへの貢献を目指すとしている。