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「Thunderbolt Share」登場。ケーブル1本で高速データ転送やリモートデスクトップ
2024年5月16日 10:39
米Intelは15日(現地時間)、Thunderbolt 4/5対応PC同士をケーブル1本で接続することで高速データ転送やリモートデスクトップ機能が利用できるソフトウェア「Thunderbolt Share」を発表した。
ThunderboltではPC同士をケーブルでつなげると自動的にネットワークを構築する機能が備わっているが、このソフトはその活用を広げるものと言える。利用可能になる機能はファイルの移動やコピー、ファイルの同期、リモートデスクトップ、データ移行。
ケーブルで2台のPC同士を接続すれば利用できるため、Wi-Fiやネットワークを経由することがない。また、VT-dベースの高いセキュリティ性が担保できる。Thunderboltの高速性を生かしたファイル転送と、非圧縮で低レイテンシ、かつフルHD/60fpsの高速リモートデスクトップを実現する。
PC同士の接続だけでなく、Thuderbolt 4/5対応ドッキングステーションまたはモニターを介したPC同士の接続でも利用可能になるという。
ただ、Thunderbolt Shareは自由には利用できず、Intelはまず2024年中にOEM向けに認定された一部のアクセサリとPCにライセンスを提供。PCを相互接続した際の1台に、このライセンスがバンドルされたものが含まれていることが利用条件となっている。また、USB4に関しては利用保証外となる。