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MSI、最大リード14.6GB/sで大型ヒートシンク搭載のPCIe 5.0対応M.2 SSD

SPATIUM M580 FROZR

 MSIは3月28日(台湾時間)、大型ヒートシンクを備えたPCI Express 5.0対応M.2 NVMe SSD「SPATIUM M580 FROZR」を発表した。容量ラインナップは1TB、2TB、4TBの3種類を用意する。

 PHISON製E26 PCI Express 5.0コントローラと232層の3D NANDフラッシュを採用し、最大リード速度14.6GB/s、最大ライト速度12.7GB/sを発揮するM.2 SSD。従来のPCI Express 4.0接続のものと比べ、最大2倍の転送速度を発揮するとともに、SLCキャッシュの搭載によって、ゲームやコンテンツ制作、プロフェッショナルアプリケーションなどの用途において超高速アクセスを可能にするとしている。

 本体上部には、大型ヒートシンクによるパッシブ冷却機構を装備。3本のヒートパイプと多数のアルミニウムフィンにより放熱面積を広く確保したことで、動作時温度を最大20℃低減でき、サーマルスロットリングを抑制した。そのほか、LPDC ECCによるエラー訂正やエンドツーエンドのデータ保護機能にも対応し、高TBWの仕様で、耐久性や寿命も高めたとしている。