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JBL、192Hz/24bit対応の指向性切り替え可能なUSBコンデンサーマイク
2024年2月15日 14:47
ハーマンインターナショナル株式会社は、JBLが展開する「Quantum」シリーズのコンデンサーマイク3機種を発表した。
Quantum STREAM STUDIO
最大192Hz/24bit対応USBコンデンサーマイクのフラグシップモデル。発売は22日で直販価格は2万2,000円。
3基のコンデンサーマイクモジュールを搭載しており、指向性を「単一指向性」「無指向性」「双方向」「ステレオ」の4パターンから任意に切り替え可能。指向性を切り替えられることからWeb会議やゲームVC、動画配信、ポッドキャストなどさまざまなシーンに対応可能とする。現在の指向性パターンはマイク前面のアイコンで視認できる。
マイク天面に触れることでミュート/アンミュートが行なえる。ミュート時はコントロールノブ周りを含む内蔵LEDが赤く点灯する。ダイナミックレンジコンプレッサー(DRC)の内蔵により音声のゲインレベルを自動調整する機能を装備。声が大きい場合はクリッピングを防ぎ、小さい場合はゲインレベルにブーストをかける挙動をする。
周波数特性は50Hz~16kHz。感度は-37±-3dB。3.5mmミニジャックによる外部出力端子を備えており、インピーダンスは32Ω、周波数特性は20Hz~20kHz。
本体サイズおよび重量は90×90×205mm(円形スタンドの直径を含むフットスタンプと高さ)、約555g。
Quantum STREAM TALK
スリムな外観の単一指向性USBスタンドマイク。発売は22日で直販価格は6,930円。実店舗のJBL Storeのほか、直販ECサイト、楽天市場店、Yahoo!店、Amazonでの限定販売となる。
マイクスタンド下部に備えたコントロールノブを押すことでミュートの切り替えが可能。ミュート状態の有無はマイクチューブ上部のLEDライトで視認できる。
最大サンプリングレートは96kHz、ビットレートは24bit。周波数特性は50Hz~12kHz。感度は-47±-3dB。3.5mmミニジャックの外部出力端子装備でインピーダンスは32Ω、周波数特性は20Hz~20kHz。
本体サイズおよび重量は105×100×186mm(円形スタンドの直径を含むフットスタンプと高さ)、約146g。
Quantum STREAM WIRELESS
USB Type-Cトランスミッター経由で無線接続できる無指向性コンデンサーマイク。発売は3月1日で直販価格は1万4,300円。
マイク本体とUSB Type-Cトランスミッターをひとつの充電ケースに収納できる。マイク本体はクリップを備えており衣服などに固定可能。風防(ウインドスクリーン)が付属するほかスマートフォンアプリからノイズ抑制やイコライザ、ゲイン調整、オートオフタイミング、LED点灯切り替えなどが行なえる。
最大サンプリングレートは48kHz、ビットレートは16bit。周波数特性は20Hz~20kHz。感度は-36db。トランスミッターの周波数帯域は2.406~2.474GHz。最長伝送距離は約100m。
駆動時間の目安はマイク単体で約6時間、充電ケースの併用で最長24時間まで使用可能。フル充電時間は約2時間。急速充電にも対応しており、15分の充電で約1時間駆動できるとしている。
重量はマイク本体が約6g、充電ケースが約47.4g。