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デル、AIノイズ除去機能を搭載したヘッドセットや回転変形するBluetoothマウス

Dell ProワイヤレスANCヘッドセット

 デル・テクノロジーズ株式会社は、テレワークやハイブリッドワーク向けの周辺機器の新製品として、AIによるノイズキャンセリング機能を備えたヘッドセットや回転変形するBluetoothマウスの新色モデルなどを発売した。

ヘッドセット

Dell Pro有線ANCヘッドセット

 「Dell ProワイヤレスANCヘッドセット」(WL5024)および「Dell Pro有線ANCヘッドセット」(WH5024)は、約5億のノイズサンプルを学習させたAIによるノイズキャンセリング機能を備えたヘッドセット。価格は順に4万8,070円、2万1,230円。

 周囲の雑音を抑えて会話音をクリアに聞くことができるハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能も搭載するほか、ソフトウェア「Dell Peripheral Manager」により、オーディオ設定やデバイス設定などをカスタマイズでき、バッテリレベルや接続デバイスの確認も可能。マイクはイヤーカップに格納できる。

 Dell ProワイヤレスANCヘッドセットはBluetooth 5.3接続およびUSB接続に対応し、バッテリ駆動時間は、通話が最大34時間、音楽再生が最大78時間。重量は約219g。Dell Pro有線ANCヘッドセットはUSB接続に対応し、ケーブル長は2m。重量は約189g。

 主な仕様は共通で、スピーカーのドライバーサイズは40mm、周波数特性は20Hz~20,000Hz。マイクは単一指向性で、有効周波数は100Hz~14,000Hz。交換用のイヤークッションを別売りで用意する。

Dell ProワイヤレスANCヘッドセット(左)とDell Pro有線ANCヘッドセット(右)
前モデル(左)とDell ProワイヤレスANCヘッドセット(右)

マウス

Dell Bluetoothトラベルマウス(ミスティーブルー)

 「Dell Bluetoothトラベルマウス」(MS700)は、本体中央に回転機構を備えたBluetoothマウス。新色ミスティーブルーを採用したモデルを発売し、価格は8,580円。

 本体中央をひねることができ、持ち運びの際はほぼフラットな形状、使用時は高さのある弧を描く形状に変形できるマウス。変形時に電源のオン/オフも切り替わる。

回転機構を備える

 最大3台のデバイスとペアリングして、ボタン1つで切り替えることができる。また、クリック音を低減した左右ボタンと、タッチスクロールを採用することで、周囲に迷惑をかけずに作業できるとしている。

 センサーは光学式で、解像度は最大4,000dpi。Dell Peripheral Managerで感度を1,000/1,600/2,400/4,000dpiに調節できる。バッテリは単4形×2で、駆動時間は最大24カ月。本体サイズは57.17×116.49×29.79mm、重量は56.9g。

Dell Premier充電式ワイヤレスマウス

 また同社は、満充電時のバッテリ駆動時間が最大6カ月で、2分の充電で1日作業できるというワイヤレスマウス「Dell Premier充電式ワイヤレスマウス」(MS7421W)も発売した。価格は9,020円。

 2.4GHz無線接続とBluetooth 5.0接続に対応し、ボタン数は7。センサーや解像度はMS700と同様。本体サイズは61.88×101.76×35.44mm、重量は80g。

発表会の実施も

デル・テクノロジーズ株式会社 クライアント・ソリューションズ統括本部 APJ CoC クライアント周辺機器 Japan カントリープロダクトラインマネージャー 染羽英夫氏

 同社が実施したPC周辺機器に関するメディア向け発表会では、同社クライアント・ソリューションズ統括本部 APJ CoC クライアント周辺機器 Japan カントリープロダクトラインマネージャーである染羽英夫氏が登壇した。

 周辺機器に関する利用実態調査の結果として、ユーザーは周辺機器を製品の魅力ではなく業務上必要になったタイミングで購入し、いずれの製品においても価格が妥当である点において満足を覚えていることなどを発表した。また、働き方スタイルにあった周辺機器の提案なども紹介された。