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アルトマン氏、OpenAIのCEOに正式復帰。ブロックマン氏も社長に復帰

 OpenAIは29日(米国時間)、サム・アルトマン氏が最高経営責任者(CEO)に復帰したことを発表した。同社はグレッグ・ブロックマン氏の社長復帰および、ミラ・ムラティ氏の最高技術責任者(CTO)復帰も発表している。

 アルトマン氏は17日にCEOを解任された後、19日にMicrosoftへの入社を決めていたが、最終的に22日に同社CEOに復帰すると発表した。同氏の解任と同時に、ムラティ氏が暫定CEOに就任しており、ブロックマン氏も会長職から解任され、これを受けてブロックマン氏は社長職からも辞任していた。

 アルトマン氏の復帰条件だった取締役会の刷新も実施され、新設された取締役会はブレット・テイラー氏を議長とし、ラリー・サマーズ氏やアダム・ディアンジェロ氏をメンバーとして迎え入れている。

 アルトマン氏は、今回の解任騒動に関わる旧取締役会メンバーのイリヤ・サツキ―バー氏に対して敬意を示し、同社での役割継続に関する議論を続けていることを、同社のブログ記事にて明らかにしている。