ニュース

世界初の25.3型カラーE Inkディスプレイ一体型PCが登場

 Bigmeは、クラウドファンディングサイトのKickstarterにおいて、25.3型のカラーE Inkディスプレイが一体となった一体型PC「Bigme B251 All-in-one Computer」の出資を集めている。製品を入手するのに必要な最小出資額は1万5,632香港ドル(約29万9,457円)から。カラーE Inkディスプレイを搭載した一体型PCは世界初と謳っている。

 なお、PCを内蔵せず、HDMIで映せる単体モニターとして使えるモデル「Bigme B251 E-Ink Color Monitor」も用意されており、こちらの最小出資額は1万940香港ドル(約20万9,595円)からだ。

 カラーE Inkは3,200×1,800ドットの解像度を持ち、Windowsのデスクトップも映せる普通のディスプレイとして使える。紙のような見た目により、テキストの閲覧編集、株トレーディング、Webブラウジング、プログラミングに好適としている。

 独自の「Bigme xRapid Chip」により、従来より高速なリフレッシュレートを実現でき、ビデオ再生やドキュメントのスクロールも高速で遅延なしを実現するという。また、ライトの色温度も調節できる。ディスプレイは90度回転させたピボット表示が可能。また、Miracast/Airplay/DLNA/Chromecastを介してスマートフォンの画面を無線投影できる。

Bigme B251 E-Ink Color Monitorも用意

 搭載されるPCのスペックとしては、第12世代Core i5、メモリ16GB、1TB SSD、OSにWindows 11を挙げている。インターフェイスはUSB Type-A×3、USB Type-C×2、USB Type-B、DisplayPort、HDMI入力、Mini HDMI、ステレオスピーカーなどを備える。本体サイズは598×360×31.3mm。