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マイクロソフト、「AI Co-Innovation Lab」を神戸に開設。AIでビジネス創出へ

テープカットの様子。(左から)神戸市会 副議長 河南 忠和氏、川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦氏、Microsoft Corporation Head of Microsoft AI Co-Innovation Labs and Director 山﨑 隼氏、日本マイクロソフト株式会社 代表取締役 社長 津坂 美樹氏、文部科学大臣 盛山 正仁氏、神戸市 市長 久元 喜造氏、株式会社神戸商工貿易センター 代表取締役社長 鳥居 聡氏

 日本マイクロソフト株式会社は11日、企業向けにAIなどの技術適用を支援する「Microsoft AI Co-Innovation Lab」神戸拠点の開所式を実施した。

 Microsoft AI Co-Innovation Labは、企業向けにAIやIoTを中心とした先進技術の適用を支援するための共創施設。Azure OpenAIなど、同社のAIやIoTツールを実装したい企業を対象としており、支援対象になると、専任のエンジニアチームによる1週間のシステム開発支援を無料で受けることができる。

 同施設はすでに、米国(レドモンド、サンフランシスコ)、中国(上海)、ドイツ(ミュンヘン)、ウルグアイ(モンテビデオ)に設置されており、今回開設された施設は世界で6つ目の拠点となる。同社は同施設でのグローバル実績として、800を超えるプロジェクトをこれまでに達成したと述べている。

Microsoft AI Co-Innovation Labについて
Azure OpenAIを拠点としたシステム開発支援が行なわれる
神戸が6つ目の拠点となる
グローバル実績
Microsoft AI Co-Innovation Labでの開発支援の流れ

 今回開所式が行なわれたMicrosoft AI Co-Innovation Labは、日本での産業振興や新規ビジネス創出を目的に、川崎重工業株式会社や神戸市を中心に産官学連携のもと、兵庫県神戸市中央区(神戸商工貿易センタービル 24階)に開設された。

 今後は、業種や規模を問わずに参加企業が集うオープンな場として広く活用されることを目指すとしており、グローバルでの実績をもとに、日本やアジアでの AI を活用した産業振興を支援するとしている。

開発支援以外のサービス

 式典では、代表取締役社長の津坂 美樹氏による挨拶や、同施設のグローバル責任者である山﨑 隼氏による施設説明が行なわれた。また、祝辞として、文部科学大臣の盛山 正仁氏や川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員の橋本 康彦氏、神戸市市長の久元 喜造氏、神戸市会副議長の河南 忠和氏、神戸大学学長の藤澤 正人氏、経済産業大臣の西村 康稔氏も登壇した。

日本マイクロソフト株式会社 代表取締役 社長 津坂 美樹氏
Microsoft Corporation Head of Microsoft AI Co-Innovation Labs and Director 山﨑 隼氏
文部科学大臣 盛山 正仁氏
川崎重工業株式会社 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦氏
神戸市 市長 久元 喜造氏
神戸市会 副議長 河南 忠和氏
神戸大学 学長 藤澤 正人氏
経済産業大臣 西村 康稔氏