Gmailが大量送信者向けにスパム防止のガイドライン

　Googleは、1日5,000通以上のメールを送信するGmailアカウントに対し、いくつかの要件を定めるガイドラインを発表した。対象になるのはメールアドレスが「@gmail.com」や「@googlemail.com」で終わる個人アカウント、および企業や教育機関などのGoogle Workspaceアカウントで、2024年2月から有効になる。

　ガイドラインでは、1日5,000通以上のメールを送信するアカウントに対し、SPFやDKIMといったメール認証技術を導入すること、不必要なメールや迷惑メールの送信を避けること、受信者が配信停止を簡単に行なえるようにすることの3つを要件として定める。送信者がこれらを満たしていない場合、送信制限やメッセージのブロック、スパム判定などを受ける可能性がある。