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Google Maps Platform、太陽光/大気質/花粉の情報を提供するAPI

Solar API

 Googleは29日(米国時間)、Google Maps Platform向けの新たなAPI群として「Environment API」を発表した。特定の地点における環境に関する情報を提供するAPIで、太陽光のSolar API、大気質のAir Quality API、花粉のPollen APIが含まれる。

 Solar APIは、発電量や日射量など太陽光発電を導入するさいに便利な情報を提供するAPI。Google Earthの画像を元に特定の建物の太陽光発電量などを試算できるProject Sunroofをベースとしており、AIを用いることでLiDARや衛星の3Dモデルデータよりも高精度な試算データを提供できるという。

Air Quality API
Pollen API

 Air Quality APIは、大気の汚染状況などに関する情報を提供するAPI。政府やモニタリングステーションや気象データ、交通情報など複数の情報源から得られる毎時数TBものデータを集約しており、信頼性の高い大気質の情報が得られるという。

 Pollen APIは、花粉の飛散数などに関する情報を提供するAPI。こちらもヒートマップによる視覚化が可能で、植物アレルゲンに関する詳細情報なども分かる。最大5日間の予測が可能なほか、15種類の植物種に対応する。