ニュース

OCuLink搭載「GPD WIN Max 2 2023」が国内で予約開始。Ryzen 7 7840U/メモリ64GB構成も

【6月7日訂正】天空よりリリース内の価格が訂正されました。

 株式会社天空は、GPD Technologyの10.1型ポータブルゲーミングPC「WIN Max 2 2023国内正規版」の予約を開始した。発売は7月下旬を予定している。価格は13万8,000円から。

 WIN Max 2 2023では、CPUを従来のRyzen 7 6800Uから最大Ryzen 7 7840Uにアップグレード。CPUコアはZen 4、GPUコアはRDNA 3ベースのRadeon 780Mとなり、演算能力は8.6TFLOPSと謳われている。

 従来のThunderbolt 4に加え、新たにPCI Express外付けバス規格となる「OCuLink(SFF-8612)」を搭載。Radeon RX 7600M XT(8GB)を搭載した独自のポータブルeGPUボックス「G1 eGPU」と接続可能で、描画性能を向上させられる。なお、G1 eGPU単体のIndiegogoでのローンチは6月中旬を予定している。

 また、市販のOCuLink対応アダプタを用いてほかのGPUを接続することも可能。なお、OCuLinkはほぼPCI Expressの信号そのままのため、Thunderbolt 4のようなコントローラが不要で安価で、帯域幅も63Gbpsと高速。ただしホットプラグへの対応が謳われていないため注意が必要。

GPDが公開している「G1 eGPU」の写真(公式Facebookより)

 CPU/メモリ/ストレージの違いで3モデルが用意されている。下位モデルはRyzen 5 7640U/16GB/1TBで13万8,000円、中位モデルはRyzen 7 7840U/32GB/2TBで17万8,400円、上位モデルはRyzen 7 7840U/64GB/2TBで20万1,400円。

 液晶は従来と同様2,560×1,600ドット表示/タッチ対応の10.1型、OSはWindows 11 Home。

 インターフェイスは、OCuLink、USB4(100W充電対応)、USB 3.0 Type-C(100W充電対応)、USB 3.0×2、microSDカードスロット、SDカードスロット、HDMI 2.1などを搭載する。本体サイズは227×160×23mm、重量は約1,005g。

インターフェイス類