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ウィジェットで一覧性が高くなった「watchOS 10」

watchOS 10

 Appleは6月5日(米国時間)、Apple Watch向けのOS「watchOS 10」を発表した。本日より開発者向けベータ版が利用可能となり、この秋に無料アップデートとして提供する。

 watchOS 10では一目でより多くの情報が確認できるようアプリを再設計。ホーム画面からDigital Crownを回すと、天気、株価、マップ、メッセージなどといったさまざまなアプリが、Apple Watchのディスプレイをさらに活用し、ウィジェット形式でそのまま情報が表示されるようになる。

 また、このウィジェットはスマートスタックとして、ユーザーの状況に応じて必要な情報をタイムリーに表示する。たとえば一日の始まりは天気アプリで天気予報を表示し、旅行中はウォレットで搭乗券を表示。カレンダーやリマインダーが入れ替わりで上部に移動し、次のミーティングやタスクなどを表示するといった具合になる。

 このほか、「パレット」と「スヌーピー」の文字盤の追加、サイクリングやハイキング向けの機能強化、心の健康の記録、近視リスクを低減するため、屋外での活動を促す環境光センサーを使った日光の下で過ごした時間の測定などが可能になる。

Digital Crownでウィジェットを切り替える
サイクリング向けの機能強化
ハイキング向けの機能強化