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サードウェーブ、XeonやNVIDIAプロ向けGPUを搭載したワークステーション
2023年4月19日 14:15
株式会社サードウェーブは、法人向けブランド「ドスパラプラス」において、XeonプロセッサやNVIDIAのプロ向けGPUを搭載したハイエンドワークステーションなど、10製品を発売開始した。
用途に応じて小型のエントリーモデルから、ウルトラハイエンドまでのプロユース製品を拡充。同社が持つ独自のカスタマイズの幅の広さやスピード感をそのままに、手頃な価格を実現したという。
THIRDWAVE Pro WORKSTATION X4620/X2614
「THIRDWAVE Pro WORKSTATION X4620」および「同X2614」は、4K/8K映像編集、AI、研究開発、3DCAD制作といった高負荷作業向けに、XeonおよびNVIDIA T1000 4GB(最小構成)を搭載。恒温槽による熱検証やカスタマイズ部材の検証も行ない、長時間/高負荷においても安定した速度と性能を維持する。
X4620は、CPUにXeon Silver 4310(12コア/24スレッド)×2、メモリにDDR4-3200 ECC RDIMM 32GB(最大1TB)、Intel C621Aチップセット、GPUにNVIDIA T1000、1,200W 80PLUS Platinum電源を搭載し、価格は95万円から。なお、ストレージ(M.2 SSD最大2TB、最大20TB/3台のHDD)やOSなどはカスタマイズで別途追加する必要がある。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×6、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet×2、音声入出力などを備える。本体サイズは240×604×548mm、重量は約22kg。
X2614は、CPUにXeon W-2223(4コア/8スレッド)、メモリにDDR4-3200 ECC RDIMM 32GB(最大256GB)、Intel C422チップセット、GPUにNVIDIA T100-、1,200W 80PLUS Platinum電源を搭載し、価格は56万5,000円から。こちらもストレージ/OSなどは別途カスタマイズ。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.1×2、USB 3.0×6、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet×2、音声入出力などを備える。本体サイズは240×533×451mm、重量は約18kg。
THIRDWAVE Pro Slim、Slim Ex
「THIRDWAVE Pro Slim」および「同Slim Ex」は幅100mm以下のスリム筐体を採用しながら、第13世代Coreを搭載したモデル。
Slimシリーズの「SD5040」はNVIDIA T400(4GB)と300W電源、「SD5060」はNVIDIA T600(4GB)と500W電源を採用。価格はそれぞれ15万9,680円、16万4,679円。
それ以外の仕様は共通で、CPUにCore i5-13400F、メモリにDDR4-3200 16GB、Intel H610Mチップセット、500GB NVMe SSD、OSにWindows 11 Proを搭載する。
インターフェイスはUSB 3.1×2、USB 3.0×2、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet、Mini DisplayPort 1.4a(T600は×4、T400は×3)、音声入出力などを搭載する。本体サイズは95×283×327mm、重量は約5kg。
Slim Exシリーズの「SDX5100」はNVIDIA T1000(8GB)、「SDX5200」はNVIDIA RTX A2000(12GB)を採用。価格はそれぞれ21万1,680円、24万3,180円。
それ以外の仕様は共通で、CPUにCore i5-13400F、メモリにDDR4-3200 16GB、Intel B760Mチップセット、500GB NVMe SSD、OSにWindows 11 Proを搭載する。
インターフェイスはUSB 3.1×2、USB 3.0×2、USB 2.0×6、2.5Gigabit Ethernet、Mini DisplayPort 1.4a×4、音声入出力などを搭載する。本体サイズは96×395×330mm、重量は約7kg。
THIRDWAVE Pro HG
「THIRDWAVE Pro HG」シリーズはASRockの「DeskMini B660」を採用した約1.35kgの小型軽量設計、かつ静音に重視してNoctuaの薄型CPUクーラー「NH-L9i-17xx」を標準採用しているのが特徴。
標準仕様は4モデルが用意されているが、違いはCPU(とそれに付随する内蔵GPU)のみ。「HG3023」はCore i3-12100採用で10万3,400円から、「HG5023」はCore i5-12400採用で10万9,890円から、「HG7023」はCore i7-12700T採用で14万2,010円から、「HG9023」はCore i9-12900T採用で17万9,850円から。
それ以外の仕様は共通で、メモリにDDR4-3200 8GB(最大64GB)、500GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Proまたは11 Proを搭載する。
インターフェイスは、USB 3.2 Type-C、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、音声入出力などを搭載。電源は120WのACアダプタ。本体サイズは80×155×155mm、重量は約1.35kg。
なお、現在都内で発表会が行なわれており、その模様は後ほどお伝えする。