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Stable Diffusionの上位モデル「XL」ベータ版公開。画像の補完なども可能に

 Stability AIは、画像生成AI「Stable Diffusion」の上位モデルとなる「Stable Diffusion XL(SDXL)」のベータ版を一般公開した。前身のStable Diffusion 2.1と比べ、より詳細な画像や構図の生成が可能になったとする。

 画像構成や顔生成機能を強化し、よりリアルな画像を生成できるようになったほか、短いプロンプトからイメージを生成できるようになった。また、「テキストから画像」だけでなく、入力画像のバリエーションを出力する「画像から画像」へのプロンプト、画像の欠損部分を再構成する「インペインティング」、既存の画像を拡張する「アウトペインティング」といった機能も備える。

 SDXLは、DreamStudioにて公開されているほか、APIでのアクセスも提供されている。現在はベータ版だが、将来的にはオープンソースでリリースされる予定。