ニュース

パナソニックの充電池は「エネループ」へ統一。より長持ちになった新型を発表

左から、エネループ プロ、エネループ、エネループ ライト

 パナソニック株式会社は、充電式ニッケル水素電池の新型「エネループ」を4月25日に発売する。くり返し使用回数はそのままに容量を増加した。ハイエンドの「エネループ プロ」、スタンダードの「エネループ」、エントリーの「エネループ ライト」の3モデルを用意し、価格はすべてオープンプライス。

 新型では、くり返し使用回数の多さや自己放電の少なさといった特徴はそのままに、一部モデルで電池容量アップを実現。例としてエネループの場合、単3形で1,900mAhから2,000mAh、単4形で750mAhから800mAhへと容量を増加し、1回の使用時間の長さを特徴としていた「充電式エボルタ」と比べても大容量化を果たした。

 各モデルのラインナップは、エネループ プロとエネループ ライトが単3形と単4形、エネループが単1形~単4形。このうち、単3形と単4形の製品については、紙主体のエシカルパッケージを新たに採用し、包装材料の使用量を約45~70%削減することで、環境にも配慮した。

 また、同社はこれまで、充電式エボルタとエネループの2シリーズで特徴の異なる充電池を展開してきたが、今回の新製品投入にあわせて、両者をエネループへと統一することも発表。今後は、より使いやすく、より選びやすい製品を目指し、ハイエンド乾電池は「エボルタNEO」、充電池は「エネループ」として展開していく。

環境に配慮した新パッケージ