ニュース

Windows 11で「既定のアプリ」設定への誘導とタスクバーの「ピン留め」がサードパーティーアプリでも容易に

ディープリンクURIにより、アプリの規定の動作の変更へ誘導できるようになる

 米Microsoftは17日(現地時間)、Windows 11において、(特にサードパーティの)アプリケーションから「既定のアプリの設定」への誘導、およびタスクバーへの「ピン留め」機能を改善すると発表した。今後数カ月間で、Windows Insider Dev Channelに登録しているシステムを対象として提供開始するとしている。

 「既定のアプリ」については、アプリケーションが特定のファイル形式やリンクに対するWindows 11の動作を変更したい場合に、設定メニューの適切なセクションにユーザーを直接誘導できる新しいディープリンクURIを導入する見込み。同日更新のWindowsブログによれば、この仕組みは既存の「ms-settings: URI」スキームの拡張であるという。

 「ピン留め」についても新しいパブリックAPIを用意しており、サードパーティーアプリケーションがタスクバー、デスクトップ、スタートメニューにピン留めするとき、ユーザーに許可を求めるプロンプトを表示できるようにする。

 なお、ブログで提示されているピン留めプロンプトのスクリーンショットは概念であり、最終的なユーザー体験ではないとしている。これらの改善はユーザーの選択に対して、要望がなかった変更を軽減する措置であり、今年後半にはさらに多くの措置を講じる予定としている。

アプリ側がタスクバーにピン留めすることを要請できるようになる