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Microsoft Teams無料版(クラシック)が4月12日で廃止に

 Microsoftは、一般法人向けの「Teams 無料版(クラシック)」を4月12日に廃止すると発表した。これ以降は利用できなくなる。

 引き続き無料でTeamsを使うには、新しい無料版Teamsにサインアップする必要があるが、アクセスできる機能はTeams 無料版(クラシック)とは異なり、ユーザーデータが保持されない(既存のチャネル、チャット、定期的な会議データなど)。

 これらのデータを維持してTeamsを使用する場合は、「Teams Essentials」へのアップグレードを推奨している。Teams Essentialsの利用料金は税別で月額430円。

 さらに上のプランとして「Microsoft 365 Business Basic」も用意されている。こちらは50GBのメールボックスが利用できる。料金は税別で月額650円。

移行後各プランの主な違い新しい無料版TeamsTeams EssentialsMicrosoft 365 Business Basic
ユーザーデータの維持×
参加人数100人300人300人
グループ会議無制限(最長60分)無制限(最長30時間)無制限(最長30時間)
録画と文字起こし××
ブレークアウトルーム××
チャットユーザー数100人300人300人
ファイル添付上限1人あたり2GB1人あたり2GB1人あたり1TB
ファイルストレージ5GB10GB組織全体で1TB+ライセンスごとに10GB
Teamsアプリ/サービスの統合××
Exchangeメールホスティング/独自ドメインアドレス××
OneDrive容量××ユーザーあたり1TB
SharePoint Online/Yammerなど××
Microsoft Bookings××
Outlook/Skype連絡先インポート×
Microsoft 365のすべてのアプリとサービスへのシングルサインオン××
強制的な多要素認証××
高度な監査と報告××
ユーザーアプリ管理ツール××
サービスの使用状況レポートと分析××
ユーザー設定とポリシー構成××
稼働率99.9%保証(返金制度あり)××
24時間年中無休の電話/Webサポート×