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Microsoft Teams無料版(クラシック)が4月12日で廃止に
2023年2月9日 10:47
Microsoftは、一般法人向けの「Teams 無料版(クラシック)」を4月12日に廃止すると発表した。これ以降は利用できなくなる。
引き続き無料でTeamsを使うには、新しい無料版Teamsにサインアップする必要があるが、アクセスできる機能はTeams 無料版(クラシック)とは異なり、ユーザーデータが保持されない(既存のチャネル、チャット、定期的な会議データなど)。
これらのデータを維持してTeamsを使用する場合は、「Teams Essentials」へのアップグレードを推奨している。Teams Essentialsの利用料金は税別で月額430円。
さらに上のプランとして「Microsoft 365 Business Basic」も用意されている。こちらは50GBのメールボックスが利用できる。料金は税別で月額650円。
移行後各プランの主な違い | 新しい無料版Teams | Teams Essentials | Microsoft 365 Business Basic |
---|---|---|---|
ユーザーデータの維持 | × | ○ | ○ |
参加人数 | 100人 | 300人 | 300人 |
グループ会議 | 無制限(最長60分) | 無制限(最長30時間) | 無制限(最長30時間) |
録画と文字起こし | × | × | ○ |
ブレークアウトルーム | × | × | ○ |
チャットユーザー数 | 100人 | 300人 | 300人 |
ファイル添付上限 | 1人あたり2GB | 1人あたり2GB | 1人あたり1TB |
ファイルストレージ | 5GB | 10GB | 組織全体で1TB+ライセンスごとに10GB |
Teamsアプリ/サービスの統合 | × | × | ○ |
Exchangeメールホスティング/独自ドメインアドレス | × | × | ○ |
OneDrive容量 | × | × | ユーザーあたり1TB |
SharePoint Online/Yammerなど | × | × | ○ |
Microsoft Bookings | × | × | ○ |
Outlook/Skype連絡先インポート | ○ | ○ | × |
Microsoft 365のすべてのアプリとサービスへのシングルサインオン | × | × | ○ |
強制的な多要素認証 | × | × | ○ |
高度な監査と報告 | × | × | ○ |
ユーザーアプリ管理ツール | × | × | ○ |
サービスの使用状況レポートと分析 | × | × | ○ |
ユーザー設定とポリシー構成 | × | × | ○ |
稼働率99.9%保証(返金制度あり) | × | × | ○ |
24時間年中無休の電話/Webサポート | × | ○ | ○ |